成田空港周辺の防音工事で、助成される工事の種類

助成される工事の種類

成田空港 防音工事

成田空港周辺エリアの「防音工事の助成」に関して、ちょっとややこしいのでわかりずらい、、

こんなお悩みを解決する記事です。


この記事の内容▼

・ 助成する事業体
・ 助成対象となる工事の種類
・ エリアの区分
・ 工事の種類

成田空港周辺の騒音エリアに対して
助成の対象となる工事(民家防音工事助成事業)
の内容については、ひとことで言うと、
「防音工事」
なのですが、
・助成する事業体
・助成対象の種類
・エリアの区分
・工事の種類

によって、結構、細かい内容に分かれています。

各組織のホームページで、それぞれの説明がありますが、わかりづらい部分もあります。

どれも防音に関する工事ではありますが、申請の際に、どの助成で申請するかにも関わってきますので、整理しておくとよいと言えます。

下記に順に説明していきます。

助成する事業体

助成する事業体としては、
・空港会社(成田国際空港株式会社)
・自治体(関係市町村)
・共生財団(成田空港周辺地域共生財団)

となります。

助成される内容の傾向としては、
基本的な助成は、「空港会社」と「自治体」が行い、
足りないと思われる工事内容を「共生財団」が補う
という内容になっています。

助成対象となる工事の種類

防音工事(開口部、空調、天井壁)

助成対象となる工事の種類としては、
防音工事(開口部、空調、天井壁)
となります。

その際、エリア等の要件によって、
天井壁の防音工事
が含まれまい場合もあります。
その場合、ケースによっては、それを補完する助成があったりもします。
ややこしいですね。

また、上記に加えて、下記の要件によって、いくつかの助成があります。
助成の名称は、要件や、対象となる事業体によって、異なってきます。

更新、交換

・防音工事後、10年以上経過した際に、空気調和機器の更新工事の対して補助があります。
・防音サッシに不具合が生じた際に、部品交換や修理の補助があります。

後継者住宅防音工事

・助成対象エリア内の住宅の所有者の後継者が、同エリアに住宅を新築する際に、助成の対象になります。

改築(取り壊して建て直し)

・助成対象エリア内で、防音工事後10年経過かつ住宅の耐用年数(木造の場合22年)を経過している等の要件を満たした場合に、助成の対象になります。

エリアの区分

助成対象のエリアとしては、
第一種区域

隣接区域(共生財団)
に分かれています。

また、第一種区域に関しては、更に、
・66デシベル以上73デシベル未満
・62デシベル以上66デシベル未満

のエリアにわかれており、防音工事の種類も分かれています。

工事の種類

実施される防音工事は、助成される要件によって異なりますが、その種類としては、
・天井と壁の防音工事(減音材使用)
・防音サッシの取り付け
・内窓工事
・空気調和機器(冷暖房機・換気扇・レンジフード)の設置補助

となります。

対象となるエリアなどの要件によって、助成内容が変わってきます。
ですので、状況によって工事内容も異なってきます。

以上、助成される工事の種類についての説明でした。

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