Q&A【成田空港】防音工事の費用の全て助成されるのですか?

【成田空港】防音工事の費用の全て助成されるのですか?

成田空港 防音工事

防音工事の費用の全て助成されるのですか?

こんなお悩みを解決する記事です。


この記事の内容▼

・ 防音工事の助成の要件
・ 対象エリア
・ 助成の種類
・ 助成される防音工事の内容
  ・ 「騒防法第一種区域」について
    ・ 66デシベル以上73デシベル未満のエリア
    ・ 62デシベル以上66デシベル未満のエリア
  ・ 「隣接区域」について
・ 助成金額の上限について

成田空港の防音工事の助成については、住居の要件によって、
助成の内容

助成金額の上限
が定められています。

ですので、防音工事の費用のすべてが助成される訳ではありません

また、助成の内容についても、
現地調査
などを経て決められます。
ですので、申請内容がそのまま通るかどうかは、審査次第になります。

下記にその内容をみていきましょう。

防音工事の助成の要件

対象エリア

防音工事の助成の要件としては、まず、
助成対象エリアに所在している住宅かどうか
があります。

助成自体が、騒防法に沿ったものですので、そのエリアが、
騒防法による指定エリア(騒防法第1種区域)
かどうかと、
共生財団の指定するエリア(隣接地域)
かどうかがポイントになってきます。

騒防法第1種区域

成田空港 防音工事
画像引用;「成田空港の更なる機能強化」に伴う住宅防音工事助成の実施について(PDF)https://www.naa.jp/jp/20200324-bouonkouji.pdf

隣接地域

共生財団 成田
引用;防音工事助成対象区域図 http://www.nrt.or.jp/bouon/pdf/taisyouku.pdf

助成の種類

助成の種類としては、
「騒防法第一種区域」や「隣接地域」における防音工事に対する助成
となります。

ただ、下記のようなケースでの助成もあります。
・防音済み住宅の改築時の助成
・空調機器の更新時の助成
・防音サッシ部品(本体)交換工事
・後継者住宅を対象とした助成

ですので、防音工事を行ったあとや、後継者の方の住宅建築時にも、助成を受けられるケースがあります。

助成される防音工事の内容

助成される防音工事については、対象エリアによって、
防音工事の内容
が異なっています。

「騒防法第一種区域」について

騒音レベルによって、
・ 66デシベル以上73デシベル未満のエリア
・ 62デシベル以上66デシベル未満のエリア

の2つに分かれています。

・ 66デシベル以上73デシベル未満のエリア

B工法と呼ばれる、下記の工事内容になります。

B工法
・天井と壁の防音工事(減音材使用)
・防音サッシの取り付け
・空気調和機器(冷暖房機・換気扇・レンジフード)の設置補助

・ 62デシベル以上66デシベル未満のエリア

C 工法と呼ばれる下記の工事内容と、共生財団による拡張工事になります。 

C工法
・防音サッシの取り付け
・空気調和機器(冷暖房機・換気扇・レンジフード)の設置補助

拡充工事
・ 共生財団の拡充工事による「壁・天井部分への減音材施工」

「隣接区域」について

隣接区域については、下記の工事内容となります。

隣接区域住宅防音工事(共生財団からの補助になります)
・ 3mmガラスを5mmガラスに交換
・ 木製建具のアルミサッシ化
・ 空気調和機器(冷暖房機・換気扇)の設置補助

※空気調和機器設置工事費の5%が自己負担となります。

助成金額の上限について

助成金額の上限は、その住居の
世帯人数
によって定められています。

また、助成の上限を超える工事費用については、「自己負担」となります。

NAA 住宅防音工事のご案内 https://www.naa.jp/jp/csr/pdf/bouon_kouji.pdf

以上、「Q&A【成田空港】防音工事の費用の全て助成されるのですか?」についての説明でした。

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